パク・ソジュンやパク・ヒョンシクなどの若手人気俳優や、またSHINeeのミンホ、そして演技初挑戦のBTSのVなど人気アイドルが出演しているロマンス時代劇ドラマ「花郎」のあらすじ・感想をまとめました。
「花郎(ファラン)」の概要とあらすじ
タイトル | 花郎(ファラン) |
原題 | 화랑 |
脚本 | パク・ウンヨン |
演出 | ユン・ソンシク、キム・ヨンジョ |
キャスト | パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、コ・アラ、ミンホ(SHINee)、V(BTS) |
放送局 | KBS2 |
韓国放送 | 2016年12月19日~2016年2月21日 |
話数 | 全24話 |
配信 | U-NEXT、NETFLIX |
「花郎(ファラン)」の予告
「花郎(ファラン)」のあらすじ
企画意図
有緣千里來相會 无緣對面不相逢
SBS公式
縁があれば千里離れていても出会い、縁がなければ顔を合わせても会うことはできない
ーハンビザ
月影が太陽を黒く染めたある日。
傷ついた獣のような第四皇子”ワン・ソ”と21世紀を生きる女性”コ・へジン”の魂が滑り込んで高麗の少女”へ・ス”が1000年の時を超えて出会う。
高麗の建国初期。
太祖の過度な婚姻政策が引き起こした凄まじい皇位争い。
その日は近いが、まだ青春を満喫している8人の皇子たちはある日現代の女性の魂を持つヘスにすぐさま注目する。
皇位を取り巻く激しい宮廷の暗闇の中でヘスと皇子たちの縁は強くつながっていって…
ヘスは歴史が記録された皇子たちの運命に割り込むべきなのか悩む。
誰よりも将来血の皇帝となる「光宗」となる第四皇子”ワン・ソ”。
むしろ出会ってなければこれほど辛い思いでお互いを恋しく思わなかっただろう第四皇子との深い愛が高麗皇室を背景に美しく広がっていくが…
「月の恋人」は高麗の太祖以来、王権争いの渦中に立たされる皇子たちと皆既月食の日、
高麗の少女ヘ・スとしてタイムスリップした現代の女性コ・へジンが繰り広げる愛と友情、神義の宮中トレンディロマンスだ。
2016年SBSが提示する野心作として高麗という偉大な歴史的な舞台で現代的な感性を織り交ぜたラブストーリーが繰り広げられる。
愉快さと暗闇、愛、悲しみが全て調和された。
「ドクターズ」後続作として8月29日夜10時初放送される。
あらすじ
新羅時代、賎民の村で暮らすムミョン(パク・ソジュン)は生き別れた家族を探したいという親友のマンムン(イ・グァンス)と都に潜入するがマンムンは禁軍に追われて命を落としてしまう。ムミョンはマンムンの本名”ソヌ”を名乗り、彼の妹であるアロ(Ara)を守るために生きることを決意する。
TBS
一方新羅第24代王の真興王(パク・ヒョンシク)は摂政の母である太后の命令れ世間に顔を明かさず身を潜めて生きている。不眠に悩む真興王は街で語り部のアロの話をきいているうちに眠りに誘われ、彼女に興味を抱く。
そんな中太后は見目麗しい貴公子を集めて王の親衛隊”花郎”を創設すると宣言。
ムミョンことソヌは親友の命を奪った者への復讐心から、真興王は母から王権を奪還すべくジディという偽名で花郎になる。
それぞれの目的を果たすために花郎となったソヌとジディはぶつかり合いながらも絆を深め、成長していく。
「花郎(ファラン)」の登場人物
主な登場人物
ソヌ/ムミョン(パク・ソジュン)
賎民であったが、ある出来事により花郎になる。無鉄砲で自由。
ジディ/チヌン王(パク・ヒョンシク)
暗殺から逃れる為に顔を隠して生きる孤独な王。名を偽って花郎となる。
アロ(コ・アラ)
貴族の父と賎民の母をもつ半人。
スホ(SHINeeミンホ)
裕福な貴族の出身で無術の達人。パンリュと敵対している。
ハンソン(BTS V)
武道に興味がなく芸術に通じている末っ子。貴族。
パンリュ(ト・ジハン)
競争を好む冷血漢。スホと敵対している。ヨンシル公の後継者。
ヨウル(チョ・ユヌ)
貴族の母をもつ半人。妖艶で毒舌。
「花郎(ファラン)」の感想
とにかく若手の人気俳優が勢揃いしたイケメンだらけのドラマでした。
このドラマのタイトルとなっている「花郎」は朝鮮時代に実際にあったある制度からとられています。それは昔、士気を上げるためにビジュアルの良い人を集めて群をつくるという花郎という集団を作る制度です。
このドラマはまさにその花郎という集団を見事に再現した、イケメン揃いのドラマでした。
またこのドラマは1500年前の朝鮮時代が舞台になっているのですが、戦のシーンや、昔の身分制度を背景に作られていて昔の朝鮮時代を感じられて、現代的な時代劇というのがとても面白かったです。
様々な戦いに苦しむ姿や仲間の死など、かなり残酷なシーンもあって重いドラマでもあるのですが、そんな中で主人公ソヌと王であるジティ、そして一人娘アロとの三角関係を中心に物語は進み、キュンキュンできるシーンもあってかなりメリハリがあります。まさに現代チックな時代劇でした。
「花郎(ファラン)」の見どころ
イケメン揃い
韓国を代表とするイケメンと呼ばれる俳優が勢揃いしています。
主演級の俳優であるパクソジュンとパクヒョンシクが共演していたり、またK-POPで人気のあるSHINeeのミンホやこの作品で初めて演技に挑戦したBTSのVなどの人気アイドルの出演など、まさに奇跡の共演とも言えるべき作品です。
またあまり有名ではない俳優さんの中でもこんなにかっこいい人がいいたんだと新たな推しを見つけられるのもこのドラマの魅力の一つであると思います。
それぞれのキャラクターがかなり個性が強く性格が異なっているのも魅力で、それぞれの良さを楽しむことができると思います。
現代的な時代劇ストーリー
このドラマは時代劇を現代っぽく作っていて、時代劇を見たことのない人や苦手な人も見やすいドラマになっていると思います。
舞台は1500年前の朝鮮・新羅時代。
このドラマはタイトルに沿って花郎を再現した”イケメンパラダイス”的な要素と、三角関係の恋愛模様など現代のラブコメ的な要素もありながら、やはり時代劇だなと思う良さが詰まっているのです。
主人公ソヌの身分制の最下層である賎民として生きる辛さやしれを偽ってでも生きていく葛藤、ジディの命を狙われてしまうことを恐れて王という身分を隠して生きていかなければいけない辛さ、身分の最上層と最下層の二人がそれぞれ事情によって身分を隠している姿やその葛藤をみていると、その時代の身分制度というものがどういうものであったのか、どれだけ苦しめられた人がいたのかと思い知らされます。
またそのほかにもこの時代の政治の仕組みであったr、衣食住
について知ることのできるシーンもあり、自分の国ではない朝鮮の文化に触れられて、新鮮で面白かったです。
今まで日本の時代劇や大河ドラマに親しんでいた人も、朝鮮の時代劇を観るのはやはり外国という縁がないからこそ新鮮に感じると思うし、時代劇を観たことのない人にとってもみやすい作品だと思います。
時代を生きる男たちの友情
このドラマの一番の見どころとなるのが、身分の位や派閥の関係で互いに仲違いしている貴公子たちが、花郎という軍で集まったことで、様々な苦難を共にして友情を築いていくという過程にあると思います。
摂政である太后が国を治める新羅の時代で、軍に選ばれた花郎達は様々な困難に巻き込まれていきます。
そのような中で、意見が合わずに衝突したり喧嘩しながらも、困難な時はお互いに助け合って、お互い守りたいもののために命をかけて戦いに臨んでいきます。
大きな試練に向かって立ち向かう姿は胸が熱くなり、身分や派閥関係なくまとまっている姿に感動します。
「花郎(ファラン)」のまとめ
以上「花郎(ファラン)」の紹介でした。